博士課程進学者の就職率低下、ポスドク問題、キャリアパスの多様化促進等、理系人材人を取り巻く課題が数多く提起されています。しかしながら、さら なる科学技術の発展のためには、理系人材が活躍する社会の実現と、若手人材が切磋琢磨していくことが必須だと私たちは考えます。そのために は、どんなキャリアを歩むのか、ひとりひとりが自分の意志を持ってキャリアを進むことが大切です。

自分自身のキャリアを切り拓いていくた めに、理系人材が活躍している場所を知り、現在活躍している理系人材の話を聞くことからはじめましょう。漠然としていた「将来=研究者」が具体的になれ ば、今の自分に足りないものが見えてきます。そしてやるべきことが見えてくるはずです。それぞれが描くゴールも、そのためのアプローチもきっと違うでしょ う。

インキュビーでは、理系人材がこれまでの経験を活かして活躍できるキャリアを「研究キャリア」と定義し、その実現に向けて理系人材が目標をみつけ、そのためのアクションを起こすきっかけとなる情報を届けます。