大正9年創業、もともとは蚕に食べさせるクワのための肥料を製造する会社としてスタート
化粧品原料なんかも作っている。
不動産事業もやっている。
北海道から鹿児島まで支店・営業所がある。全国各地、各作物にあった肥料をイージーオーダーで作っていこう。
筑波大学の近くに研究所がある。
消費者の要望、生産者の希望、行政的な動き、
平成33年までに自給率を50%に向上させよう。
健全な作物は健全な土壌から
土壌診断
AgriWorx2 片倉営農支援ソフト各支店の営業担当者にすべて持たせている。
微生物資材の開発に力を入れている。
農業就業者の高齢化対策と環境保全が求められている。局所施肥。
未利用有機物の農耕地利用の拡大 2億8千万トン/年排出
重金属含量が少ない有機肥料を
→未利用天然物からの科学的根拠に基づいた化粧品原料、機能性食品、
キハダマグロからコラーゲンを抽出し、
ビール酵母からラビューレ、美白効果等
ローヤルゼリー、ロンガン等も、17種類の素材がある。
「土」、「生」漢字の語源
インダス、ローラン(シルクロード)の滅亡は、養分流亡、円流過剰、風化、砂漠化、
土の死→文明の死
アグリはラテン語で髪をとくクシ。土をクシで耕す→農業
農業は文化の始まり。
人類が存続し文化を維持していくためには、健全な土壌が欠かせない
土は1年間に0.1mmしかできない。100年で1cmの土壌
ロシアの灌漑によるアラル海の水の減少、塩の大地。
アラル海の塩濃度は50%を超えるといわれている。→子どもの高血圧症発表 WHO 2001年
Sandy Valley 直径800m 巨大な灌漑農業
中国雲南省のガリ侵食、黄河の上流、土が流れ出している。樹木の伐採
黄河の河口には1年間で50〜2000mの干潟が出来ている。ランドサットの画像によると。土砂の堆積による
全世界で土壌の劣化が進んでいる soil degradation severarity
作物の収量・品質を高めるためには、
作物健全化(根:吸収可能な状態、根張り、地上部:受光、光合成可能な状態)
土壌の健全化(化学性:無害、適正濃度、バランス、肥持ち、地力、緩衝力)
1グラムの土に数億個の微生物がいる
10アールあたり300〜1000キロくらいの重量。5〜10%がN。→地力
物理性:三相分布適正化、透水性、保水性、通気性→根張りの改善につながる
生物性:病原菌、有害線虫無、有効菌増、多様な菌相
3つの健全性を高めることが土の健全性を高めること。どれか1つだけでは不十分。
土壌・栄養診断:土壌中がどういう状態なのかを診断することが大切。その上で対策を採る。適正施肥
作物は水に溶けた成分を水と一緒に吸う。肥料をやりすぎると、漬物のように養分を吸収できなくなる。浸透圧?
有機質肥料と微生物は必要。
腐植 土壌中の養分を保持する(イオン)ことができる。肥料の養分の効きが良くなる。団粒構造を作る。
有機物の分解には、まずカビが働く。色が変わる→菌の種類が変わる。
病原菌の7割がカビといわれている。
放線菌は、有機物の分解の後半戦で聞いてくる。難分解性の有機物を分解する。
完熟堆肥のにおい→墨のにおい=放線菌のにおい
放線菌には、抗生物質を出すものが多い。
ジャガイモそうか病も放線菌
カビ、放線菌、細菌
細菌は有機物の分解で最初から最後まで働く
ナス科植物の青枯病は細菌。
生菌数:放線菌 数10〜数100万/g、糸状菌 数10万/g
根の周りにいる微生物は間違いなく好気性。水田では一部嫌気性のものも。
カビはやや酸性側で働きやすい。フザリウムのようなカビの出ている圃場でpHが低い場合には、pHを中性にもどすだけでもかなり効果が出ることが多い。
お茶畑 酸性土壌で行う
養分は、半分くらいは肥料から残りの半分くらいは微生物から。
タンパク質をプロテアーゼ活性による分解、が土壌中の律速反応である。
根粒菌9kg/10a/yearくらい空気中の窒素をアンモニアに固定している
リン溶解菌:不可給態リン酸の溶解、炭素源必要→有機酸
アーバスキュラー菌根菌(AM菌、昔のVM菌根菌)アブラナ科、アカザ科には定着しない。水田では働かない。
イネのN吸収量は平均12kg/10a程度(そのうち約7kgは土壌窒素を吸収する)
PGPR 植物生育促進根圏細菌
PGPF 植物飼育促進
バリンは線虫の捕食きを作るのに利く。
メチオニンは線虫を抑える。グリシンを入れると甘くなる。
プロリンは、着果
土壌肥料学会、岡本ミワさん 2007 ソルガムの有機態N吸収
根はアミノ酸、タンパク質も吸収する。
与える有機肥料によって微生物の増え方が違う、米ぬかでは糸状菌が増える傾向。
病原菌の最小発病密度。
病原菌、有害線虫は、住み着かせない、住み着いたら増やさない、増えたら消毒
有機質肥料連用試験。38作連続で有機肥料を与える。3作目までは化学肥料よりも収量劣るけど、その後はずっと収多い。
エコガードの紹介 バチルス 栃木県小山市の15年連作圃場で無発病トマト根から分離
7500円/30kg玄米
農業生産者の年齢、65歳以上60%