2年前から開始した若手研究者応援プロジェクトとリバネス研究費ですが、多くの企業にご賛同いただき支援をいただきながら、この9月から第9回の募集を開始することになりました。すでに50人ほどの採択者を出しており、これからもその数はまだまだ増えていくと思います。自主性のある若手研究者を支援したいという想いがかたちとなって、しかも継続していることは、発起者としてはとても嬉しい限りです。

当初、この研究費は、リバネスの研究開発事業部が、お付き合いいただいている様々な研究機器の開発メーカーの方々とコミュニケーションを取っていく中で、若手研究者を支援しつつ自社製品のアプリケーションを広げたい、あるいは製品へのフィードバックがほしい、というウィンウィンの関係を築くこともできるのではないか、というアイデアが生まれて(もちろん、その他にもいろいろアイデアはあったのだけど)、始まったものでした。

ただ、これまでの9回の研究費の要項を見ていただけると分かる通り、企業賞は、必ずしも機器や試薬に関連した研究費ばかりではありません。支援企業によって、その目的やゴールは異なるのです。ごくまれに、その点について審査基準がわかりにくいとご指摘をいただくことがありますが、
できるだけヒントになるような情報を広く発信するという運営者の姿勢も変えていませんし、(言うまでもなく)審査の公平性は保たれています。

リバネス研究費に関して、最近感じることは、ご支援くださっている企業の方々が、テーマだけでなく自主性のある若手研究者の「人」そのものに非常に関心を持つようになってきたということ。発展的には、自分の研究テーマをがんばることが、そしてその内容が企業の目に止まることが、自分の今の研究生活を充実させるばかりか、将来のキャリアにつながる、そんな形も広げられるのかもしれません。

若手研究者と産業界のコミュニケーションツールとして考えた時の「リバネス研究費」が、どのように成長して行くのかをとても楽しみにしながら、新しい賞の設置のために日々、議論しながら奔走しています。

常にチャレンジャーであるリバネスならではの若手研究者応援の形を作っていきます。これからもリバネス研究費をよろしくお願いいたします。

ーーーーーー
理工系大学院生が立ち上げた株式会社リバネスでは、現在44名の若手理系人材が自分の専門性を活かしながら活躍しています。

その中でも、研究開発事業部では、リバネス研究費の企画・運営以外にも、研究者向け情報発信(取材記事制作、バイオガレージ(冊子、ウェブ)企画・制作・発刊、研究機器プロモーション支援等)、研究者と連携した科学教材の開発バイオ系研究受託ライセンス事業
、地域活性化のための商品開発の技術支援などを行っています。

そして、いま、研究開発事業部では自らの成長と仲間の成長に貪欲になれる若手研究者を急募しています。info@leaveanest.com宛に「研究開発事業部に興味あり!」と(いう感じで)メールを頂ければ、直接お会いして、より詳細な事業部紹介をしたいと思います。どうぞ、お気軽にご連絡ください。