法政大学の生命科学部で兼任講師(いわゆる非常勤講師)を5年ほど前からやっていて、2年生後期の講義を担当している。
植物医科ビジネス論という講義なのだけど、毎回僕のつながりのある植物業界(!?)のビジネスリーダーをお呼びして、お話をいただいている。土曜日の午前中なので、話す側としてはリラックスしたモーニングピッチみたいな感じだ。

今年も9月21日が初回で、イントロダクションの講義を行ってきた。

例年思うことだけど、最近の大学生は講義中とても静か。そして真面目に聞いている。
僕が学部生のころと大きく違うのは、講義中にPCやスマホを使っている学生がかなり多いこと。
特にスマホを使っている生徒については、最初はどうも気になってしまったのだけど、よくよく彼らを観察してみると知らない用語を調べていたりするみたいだ。
僕らの時代(15年くらい前)、講義中に携帯やPHS(!!)をいじっていたら大体サボってメールを打っていたのだけど、時代は変わった。
終わった後に出席替わりで集めているアンケート要旨にもしっかりと要点や疑問点がまとめられていて、 毎度感心する。
スマホやらMOOCsなんかもその一つなのだろうけど、大学の講義も講義する側も受ける側も時代とともに、どんどん変化していっている。良くも悪くも学び方がどんどん自由になってきているんだ。
自分で講義をしながら、帰り道ではいつも自分もまだまだ学びたいなあ、と考える。。

ちなみに、次年度から僕が教えている学科は、応用植物科学科と組織が変わるそうです。
なんとも魅力的な学科名だと思う。実際、法政大学の生命科学部は学ぶ環境としても、とても恵まれていると思う。

法政大学の小金井キャンパス(毎年行くたびに新しく何かが建っている気がする)。
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講義の後は、かならず喫茶店で一人反省会。
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